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雪崩ビーコンの変えどきを知る

2017.01.12

BCギア イチオシ商品 最新ビーコン

やっと冬将軍が本気を出し始めましたネ♪小雪で溜まっていた鬱憤を、バックカントリーで発散したい!!
でもその前に…

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入山の前に装備の確認はできていますか?特に、雪崩に埋没してしまった時の頼みの綱、アバランチビーコンの確認は周到に。いくつかのチェック項目をお伝えします。

10年で廃棄が基本

物を大切にする気持ちは素晴らしいです。但し、命に関わる精密電子機器であるビーコンは、例え新品であっても、10年で廃棄する事を製造会社は提唱しています。そして、使用頻度にもよりますが、3~5年でメーカーによるシステムチェックを受ける事もオススメします。以下、廃棄する条件を提示します。

ビーコンの国際基準

①457khzを基準に、プラスマイナス80hz以内
②+10℃で、200時間の送信が可能
③-10℃で、1時間受信が可能
④-20℃⇔+45℃で動作する
⑤信号の間隔が、1秒を基準に、プラスマイナス1/3秒以内
以上の5点を満たさなくてはなりません。

周波数のズレ

周波数が、上記①の範囲を外れてしまっている送信ビーコンは、受信側の距離や方向を正確に表示できなくなるだけでなく、最悪の場合、全く反応しない場合さえあります。信号がずれる主な要因は①古い⇒経年劣化 ②低温 ③使いすぎ(汗や濡れ等」」) が上げられます。

信号が重なる問題(フリークエンシードリフト)

⑤について、旧式ビーコンは、信号の間隔が1秒以上の機種であり、複数埋没の際に、発信音が重なったり、離れたりを繰り返します。この現象は、受信ビーコンの解析を惑わし、エラーを発生させたり、マーク機能のある機種では、誤って2台同時にマークする可能性があります。

送受信性能チェック

では、自分のビーコンは果たして大丈夫なのか?そこで、簡単に出来る機能診断の方法を教えます。この機能診断は、毎シーズンの始めに行いましょう。

用意するのは、2台のビーコンと巻尺(最低20m)。行う場所は、出来る限り、電波の影響を受けない広い場所で行うのがポイント。お互いのビーコンで、送信と受信の距離を測ります。送信ビーコンの向きを、縦・横2軸で図り、受信距離の短い軸側で20mを切っていたら、買い換える事をオススメします。

ここでのポイントは、受信ビーコンにデジタル表示された距離ではなく、あくまで最初に信号を受信した位置での実測の事を指しています。


結果によっては買い替えを!

もしも残念な結果になりましたら、思い切って買い替えをオススメします。10年使うとしたら1年あたり約4~6千円の投資。
マウンテンギアショップでは3種類のビーコンを販売しています。自分に合う1台への絞り込みは店長カノマーにお気軽にご相談くださいね。
効果的に雪崩に備えましょう!